乳がんの政治(リスク要因:自己責任か環境か)

2004年のUKフェミニストヘルスギャザリングの「breast health」ワークショップにて配られたレジュメを抜粋、翻訳してまとめてみる。このレジュメはBreast Cancer, Poisons, Profits and Prevention を基に作成されている。いつものとおり訳が不適切など欠陥の多い可能性が高いのでお見逃しを。随時修正して行く予定。

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                原因
*乳がんと環境要因
食べ物、水、空気を通して体に入ってくる中毒性化学物質(toxic chemicals)そして放射能。
*8人のうち1の女性が生涯で乳がんにかかる可能性がある。
*メディアや乳がんチャリティ・キャンペーン団体などが流す情報は、「まだがんの原因ははっきりしていない」というものか、「遺伝的なものだ」というふたつが支配的。
*家族遺伝は5~10%の乳がんのケースにしか該当しない。しかも家族が全員原発の近くでくらしていたら、そのほうが原因である可能性がある。
*報道機関と薬品会社によって強調されている乳がんの原因は、脂肪分の多い食事、アルコールの摂りすぎ、最初の妊娠が遅い、子供がいない、1度やそれ以上の中絶経験、などである。
しかしこれらすべてを考慮しても、70%の乳がんは遺伝やライフスタイル以外のところに原因があるのだ。(現在の環境や社会システムの中で、個人のライフスタイルを責めること事態問題があるし、中絶など特に政治的に利用されることが容易な言い分である。)
*これらすべての「原因」によって、女性が乳がんになるのはなぜか自分のせいであると思わされる。

*本当におきていること

*1964年に、世界保健機関は80%のがんが人間によって作られた発癌物質を原因とすると発表した。
*1979年には、アメリカ合衆国の全国健康研究所が環境要因がほとんどのがんの原因であると判断した、

*これれあの情報は一般のひとびとのもとまで届かない。どんなに新しい統計がでようとも、どんな新しい特効薬が開発されようとも、乳がんの増加は毒素の放出がつづくかぎりつづくいていく。

                     いくつかの事実 

*PCBやDDT(毒性の高い化学物質)は乳がんである女性の乳房の組織の中にそうでない女性のものよりも50から60%高いレベルで見られた。

*日本の原子爆弾生き残りの女性にみられるように、イオン化する放射能にさらされることは乳がんのリスクを高める。

*イスラエルでは3つの発がん性の殺虫剤を禁止したところ、乳がんの発生率は30%までに落ちた

*1994 の研究ではアメリカ合衆国において人種的マイノリティが白人にくらべてますます危険なごみ処理場の周辺に住むようになっている。1973年から1989年 の間には、2.7%の乳がん発生率の増加がすべての人種の間でみられたが、これは黒人女性の間の18%増加に大きく起因している。多くの人々はごみ捨て場 にかかわる問題を知っているので、自分たちの地域に危険なごみ処理場があってほしくない。だから処理場はすでに処理場があるところに集まる。

参考:

乳がん財団(BCF)の報告書の紹介
最新の証拠 2006:環境と乳がんとの間にどのような関係があるか?
乳がんの半分は環境が原因、アメリカ女性の乳がんリスクは1964年の約3倍

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乳がんの政治(リスク要因:自己責任か環境か)」への1件のフィードバック

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