おーとのますへるす


中絶船、スペインへ行く。

国境の間である国際海域で、中絶を禁止している国で困ってるひとたちに
文字通り安全なサービスが「手に届くようにする」活動をしているオランダの
団体「Women on waves」があります。過去にアイルランド、ポルトガルなど
を回ってきた船が今度はスペイン近くに船を止めるようです。

「むむむ」で過去に紹介したこともあります。


オンライン誌:Social Medicine「社会医学研究」

このブログでもリンクしたことがあるのだけど、きちんと紹介するのは初めてになります。

誰でも自由にダウンロードできて、書き手同士が校正をする、一部誰でも投稿可能なオンライン誌「Social Medicine」というものがある。最近「健康と不平等」「医療格差」というようなタイトルの本や書き物を見かけることが多くなってきたし、「医療社会学」という学問の分野も存在しています。英語だとmedical sociologyあるいはSociology of healthと呼ばれます。
しかしSocial Medicineという言葉は「社会医学研究」と呼ぶようで、「社会学」とは違うみたい。たとえば日本の東京社会医学研究センターの紹介をみても、学問とちうより実践のための研究という意味合いがつよいようです。
その中でも「実践編」といえる特集では、このブログでも紹介したヤングローズの病院占拠の話(ここ)や最新号ではニカラグアのサンディニスタにおける「ヘルスプロモーター(保健促進者)」の役割(こちら)など社会運動と保健医療についてよく書かれている。

英語なんだけど、難しい言葉遣いはしていないので思い立った人が翻訳しても読みやすいのじゃないかと思う。自分はいまやれそうもないので、誰かが手を出してくれることを願って紹介しました。

  • Social Medicine

  • 『ラストフレンズ』とハームリダクション(被害をだんだん減らすやり方)

    フジテレビのラストフレンズというドラマを見たことがある人、かなり多いとおもいます。私も欠かさず見てしまいました。来週特別編があるようですね。面白かったんだけど、見ていて突っ込みたくなるところも、たくさんありました。(見てない人はなんのことかさっぱりですね、、すみません。)

    例えば、

    *初期の番組宣伝やサイトで出てくる「セックスレス」って恐らくタケルのことだろうけど、先週やっとはっきりしましたが正しくは性的虐待を受けたトラウマで「女の体と触れ合うのが苦手」、みんなでAV見てるとこから逃げ出すシーンからみても性嫌悪とは呼べるけれども「セックスレス」ではないはず、、。これはドラマ内では使われていないので突っ込みづらいところですが、、。

    *みちるへの気持ちの描写とルカの性とからだへの違和感の表明がごっちゃになって「男の人が好きになれない」のが「性同一性障害」をかたどる要素のひとつのように見えてしまう。性別と性的指向の話が入り組んでしまっているんですね。丁寧にみれば、診断のシーンではそういうことは行ってなかったと思うので「大間違い」とは言いづらいけど誤解生みそうって感じですね。そういう意味できんぱちは恋愛をもちまず、むしろなりたい対象としての「異性/なりたい同性」を描いたのはそこに気を使ったのかなと今では思います。

    ラストフレンズ公式サイトにはDV相談の案内があるんだけど、「自分できめる幅広い意味での健康」のために役立つ話を載せるのが趣旨のこのブログでは、時には宗佑みたいにみちるを縛ろうとしてしまうルカがかかえたジレンマを思いながら、「支える人たち」への提案のひとつとして自分が気になったものを載せたいと思いました。

    エミ・コヤマさんという性、障害、DV被害者支援等いろんなことについて書いている方がいます。基本は英語で書いている人で、日本語では冊子『フェミニズムへの不忠というものが翻訳されましたが発行元のHPのリンクが切れてしまっています。ひびのまことさんによる書評がこちらで読めます。

    英語の書き物はeminism.orgで読めます。

    コヤマさんはDV被害者支援をする際に、ハームリダクションというアプローチを採用することをすすめています。

    ハームリダクション?・・

    リスクのある行動をまったくやめるのではなく、行動の中にあるリスクをじょじょに減らしていくというやり方です。タバコをやめようとしても、禁煙はそう簡単に続かないっていうのは常識かもしれません。だからフィルタをつけたり、軽くしたり本数減らしたりとじょじょにやるのだと思います。「ダメ絶対!」に真っ向から立ち向かう立場。もちろんむつかしい問題もたくさんあります。

    これはもともと、薬物依存からの回復のためには薬物使用者を取り締まるよりも注射針の交換などを通してHIV感染のリスクを減らしたりするやり方(主に行政の政策ですね)を言うものでした。薬物依存やHIV関係の活動の中で盛んに使われているこの理念を、DV被害者支援にも応用できないかと考えたわけです。

    ちなみに、ここでは被害者のことをただ「ひどいことされた人」なんじゃなくて「たいへんな状況を生き延びた」人、という意味で「サバイバー」とよんでいます。(詳しくは「「サバイバー」と名乗った私の経験から考えたこと」、「サバイバーフェミニズム」)

    DV被害者(サバイバー)支援のばあいのハームリダクションって?(すでにある薬物依存者支援のためのポリシーを書き換えたもの)

    Toward a Harm Reduction Approach in Survivor Advocacy

    より一部引用(著作権はコヤマさんにあります)

    *サバイバーは自分の痛みを減らし主導権を握っていると感じれるように、よくもわるくもどんな方法でも対処しようとします。その中には通常「不健全」と見られるものもあります。(例えば、加害者
    と連絡を取り続けたり、アルコールや薬物を使用したり、リストカットなどの自傷行為、生き抜くためのセックスや性労働(セックスワーク)、不定期な睡眠や食事の取り方など)。これらを受け入れ、
    その被害が少なくなるように努力すること。

    *それぞれの対処法が複雑で様々な側面をもった現象であって、あまりに極端な行動から
    何もしないということも含むものであることを理解すること。そしてその中の方法には
    他の方法よりは安全であるものがある、ということを認めること。

    *個人としての生活や共同体の中で生きることの質を確保することを
    問題が解決するための基準として設定すること。安全でない、健全でないと
    みなされる行為をすべてをやめさせるのではない、ということ。

    *虐待の影響に対処しているひとたちに対しての、批判的でなく、押し付けがましくない
    サービスや資料の提供を呼びかけること。付随的な被害を軽減するためにその人たちが住む共同体や地域にもそのようなサービスの提供を求めること。

    *サバイバー自身が自分たちのために作られたプログラムや政策に大して、
    定期的に声を反映させることができることを保証すること。これはサービスを
    現在受けているひとと、以前受けていた人のどちらも含みます。

    *サバイバー自身がまず被害を軽減するために行動することができることを確認する。
    自分で行っている対処法からの被害に関してもそうです。そして自分の経験に対して
    権威をもっているのもサバイバー自身。なのでサバイバーに情報を提供してもらう
    ことでこれからの方針を決めるのに役立てましょう。そうやって支援者と互いに
    助け合うことができます。さらに「サバイバル」や対処法に見合った方針を立てることが
    できるようになるでしょう。

    *貧困、階級/階層、人種差別、社会的排除、トラウマ、差別やその他の社会的不平等が
    サバイバーを攻撃されやすくしたり、虐待の影響や余波に対応する力に関わってくる
    ことを認識すること。

    *サバイバーが使っている「対処」の方法が深刻で悲劇的な被害をもたらすのに
    それを無視しようとしたりたいしたことが無いと考えたりしない。

    DVシェルター等を念頭に置いた文章だと思うので、「政策」とか出てきてちょっとかたいですが、
    ラストフレンズの偽シェルターであるシェアハウスの仲間の対応を見てても
    わかりやすく思い当たることが多かったと思います。ルカがみちるへの思いからついみちる責めがち
    になることを差し引いても、考えることろが多かったです。しかもルカのみちるへの「思い」は好き、ってこと
    だけじゃなくて自分は宗佑のかわりになれないからタケルをあてがってみたり、とにかくみちるに「強くなってほしい」といったり
    複雑なものでした。

    みちるが内緒で宗佑と連絡をとって会いに行ったりしていたけど、連絡をとらないということじゃなくて会いに行くときはひとりでいかない、とか(宗佑にわからないようにマンションの外で待つとか)が被害軽減的なやり方になるんでしょうか。(つづく)

    (つづき)

    ドラマの中のシェアハウス仲間の対応が良くなかった、っていいたいではありません。ルカは一度は「まだその携帯もってんの?」とみちるを責めそうになるけど、ゴミ箱に携帯を捨てようとするのをとめて「これじゃあんたの彼と一緒だよね」っていってる。まわりがみちるを助けようとしつつもとまどってる様子をみながら、みちるも「じぶんがしっかりしていれば大丈夫」といって自分が事を良くするために先頭きって動くべきだと確信するシーンもある。

    このハームリダクションの事を書くためにDVが扱われたドラマをネタ振りに使ったつもりではなくて、あの中に十分希望はあったはずと思ってとりあげました。

    物語全体でみれば、悩みをかかえた者たちが集うことで希望を見出そうとするとどうなるか?っていうところにあったんだと思います。いろんな工夫をするんだけど結果的にはほぼ全部メタメタに打ち砕かれる。みんな弱いところが多すぎる。その壊れていく様や、人の弱いところを楽しんで見るために作られているとさえ思える。その分最終話はまた希望を見せるために全部使ったんだな、と印象をもちました。「ひとりでいたくない」そして「がっかりしたくない、させたくないからひとりになる」、から「それでも、一人でいることは無い」に変わるまで見たという感じ。

    本当はドラマ進行中にあれこれ書こうとおもったけど、うまくまとまらなくて終わってからになってしまった。もう記憶もあいまいだし書くのやめようかな、とも思ったけど、明日は特別編でダイジェストもあるし、書き漏れたことがあればつけたすつもりです。

    薬物使用におけるハームリダクションについて、日本語字幕つきのいいビデオがあったので、紹介しておきます。

    こちらはビデオ作成者のブログ

    よく見る薬物使用防止ポスターに踊る「ダメ、絶対」の文字。
    使わないで済む人にとっては何てことないポスターだけど、
    薬物依存で苦しんでいる人にとっては、人格否定、
    社会からの切り捨てを意味するかもしれないのが、このメッセージ。

    私が今回作ったムービーは、この「ダメ」キャンペーンへの代替案を提案するもの。
    「ハーム・リダクション」っていう考え方に基づいて薬物使用者をサポートする、
    NYのある施設での取材をまとめたものです。
    昨日も書いた通り、元々、NGOの人たちに、
    施設やそこでのサービス内容を紹介しようと思って撮って来たものだったんだけど、
    せっかく映画にするからには、
    少しでも多くの人に考えてもらうためのヒントになれば、
    と思って構成を考えました。


    フィリピンの市民連合は反PEPAの行動を拡大

    市民連合は反PEPAの行動を拡大することを明言

    Magkaisa Junk JPEPA

    2008年4月10日、ケソンシティ。日本-フィリピン経済連携協定(JPEPA)に関する委員会の報告が予定されていた2週間前のこと。教会のメンバー、学界関係、そして、25以上の市民社会組織が、JPEPAに反対する行動の拡大のための計画を議論するためにフィリピンの
    Diliman大学で集まりました。

    現在のグループは、Magkaisa Junk JPEPA Coalition(MJJC)(2年間、活発に条約の不均衡で違憲な特徴を露呈させ、公開ヒアリングと様々な抗議集会をもって上院による批准の反対運動をした広い連合)のメンバーと支持者です。

    「私たちはありとあらゆるJPEPAに関する上院議員の動きを厳密に監視し続けていきます。」フィリピンの土地を明け渡し、フィリピン人の看護婦に関する差別待遇を許容して、 貿易と有害廃棄物の投棄を正式なものにし、、私たちの海を外国人に開放すること。、これらは非常に重大な法の違反です。 「これらの条項に「はい」と言う上院議員のを責任を追求しなければなりません、一貫してこの国の自由、資源、および主権を安値で手放すこの国の最高責任者の責任と共に。」と、ゴールダ・ベンジャミン(Coalitionのリードカウンセリング)は言い表しました。

    また、JPEPA反対派は、条件付きの合意のための何人かの上院議員の条件付同意の提案にも不安を募らせています。。

    「何人かの上院議員がどうやらJPEPAの問題を「修正する」ために動いています。」 しかしながら、交渉チームのメンバーがこれは再交渉がれきない「オール・オア・ナッシング」の取引だといい続けています。 「行政府がJPEPAを修正するするようなことを何もしていないなら、条約を承認するか、拒絶かどちらかの力しか持たない上院議員がなぜ行政府の尻ぬぐいをしようとしているのだろうか」、EcoWaste Coalition(MJJCのメンバーグループ)を代表・マリー・マルシアーノは問いかけます。

    ほとんどがJPEPAによって不利な影響を被るセクターから来ている関係者は、大々的な汚職スキャンダルが取りざたされる中でJPEPAの批准が人目に触れずには済まないと上院議員に警告す公開質問状にサインしました。

    「現在、世論はNBN-ZTE(公共事業の不正入札疑惑)の話題でもちきりですが、スプラトリー諸島の領土権問題の譲歩がらじりじりと追い上げられさらに、JPEPAの批准となれば市民にさらに苦い毒を盛ることとなるでしょう。」 JPEPAは単なる商売上の取引とは違う分悪影響はさらに深刻です。 批准されるなら、条約は国法になります。 上院への手紙には「上院が批准するなら、投票監視役(ウォッチャー)を見て(ウォッチ)いるのは誰か?という問いがなされます。」と書かれていました。

    「アロヨ政権は変則的な協定の連続によりフィリピンの人々に大きな痛手と損失をもたらしたことで知られています。」 2010年は遠くはありません。 「私たち、フィリピンの人々は、、愛国者が誰でと反逆者が誰であったかを覚えていて区別するでしょう。」と、彼らは述べました。

    MJJCは、キャンペーンを強化して、が国全体にわたって情報を流し続ける計画を明らかにしました。 また、この連合は最高裁判所が日本-フィリピ経済連携協定の合憲性を問う前に訴訟を準備されます。

    MJJCんお含まれる団体の中には、進歩的労働者連合(APL)、フィリピンの主要な宗教指導者協会-Justice, Peace and Integrity of Creation、環境廃棄物連合(EcoWaste Coalition)、債務からの自由連合(Freedom from Debt Coalition)、安全な食品のための環境連合(Green Convergence for Safe Food)健康的環境(Healthy Environment)、持続可能経済(Sustainable Economy)、Kilusang Makabansang Ekonomiya、Kilusang Mangingisda, Kilusan para sa Pambansang Demokrasya, フィリピン看護師協会(Philippine Nurses Association) and the Task Force Food Sovereigntyなどがあります.


    SMASH JPEPA

    ノーサンキュー 日本ゴミ帝国

    日比経済連携協定(JPEPA)とは、看護師・介護福祉士などの保健医療・社会福祉におけるケア労働者を日本に「輸入」する代わりに、日本の有害廃棄物とタダ同然でフィリピンに捨てることができるという経済協定のことです。危険な廃棄物を捨てられたフィリピンの人々(偉い人はそんなところにはすまないので、「普通」の人々のこと)の健康や生活が害されるのはいうまでもありませんが、

    よりよい収入を求めて日本へくるであろう労働者達にとっても、そんなに素晴らしい制度ではないようです。日本にとっても看護師不足が解消されるという印象もあるかもしれませんが、この協定には日本・フィリピンどちらの看護師の団体も反対しています。

    詳しくはこちら

    SMASH JPEPA!!

    1. フィリピンは日本の有害ゴミ溜め?
    2. 看護師、介護士の貿易?
    3. いまなら全部タダ!(JPEPA関税表)
    4. 環境と経済取引
    5. 反JPEPA in DAVAO
    6. 参考資料
    ブログ JPEPAinfo

      更新とたくらみとエンパワメント

        保健医療情報のページを更新しました。いままでリンクのところにあった緊急避妊処方医院の案内番号や、国籍や滞在ビザの有無に関係なく使えるはずの出産費用をまかなうための制度についてがトップにきています。性感染症・多言語保健情報は左のメニューからいけます。

      緊急避妊についてはそのまま緊急だからトップにきています。助産制度はあまり知られていないと思ったのでトップにとりあえず置いておきます。将来的には、実践的な情報プラス楽しくなるような話、元気が出るたたかいの記録などをライブラリーにしたいなと思っています。

      あと、このブログとは独立した共同作業になるでしょうが、Vaginapagina(英文)のようなポリシー(*)をもった情報・経験交換の場所、その交換された事柄を 役立つように蓄積していくオンラインコミュニティもできたらいいなと思っています。

      *  Vaginapaginaは 協力的で、進歩的な、そしてからだと性に前向きな環境を用意する場所であり、そこでは女性の性と生殖に関する健康(リプロダクティブ・ヘルス)、やセクシュアルへルス等に関連のある内容を話題にします。

      ここはエンパワメントそれぞれの力になるようにさまざまな努力をすること。くわしくはこちらに。たとえば「あなたが***なら、セックスをするべきじゃない」とか、「***なつもりはないけど、***」など協力的なつもりが他人の力をそいでしまうようなありがちな態度について他の言い方をするように促している。)を基盤としたセーフスペースここでは全員が自分がその場に歓迎されサポートされていると感じることが出来、個人的な攻撃や勝手な判断から守られること。)であり、 GLBTQQIA- and kink-friendlyLGBTに加えてクイア、クエスチョニング、インターセックス、アライ(サポーター)、そしてSMなどのライフタイル特有のニーズに対する理解を促進するということ)です。わたしたちの目標は、個人的な経験と出所がはっきりしている情報から知識を積んで、間違った情報が共有されない(ネット情報の正しさを見分ける方法もここで伝授している。)ために努力することです。

      vp2

      エンパワメントのところ、重要なのでさらに詳しく。

      *エンパワメントとは、ひとつは 本質的に勝手な判断を下している以下のような言い方を避けることです

      「もしあなたが __________なら, セックスをするべきじゃない.」

      あなたの意図が最初の記事の投稿者の精神的・身体的な健康を心配しているということだとしても、そのコメントであなたが選んだ言葉はあなたの勝手な判断を表現してしまっているのです。それは、「誰がセックスをするべきなのか」という勝手な判断です。

      結局、これはVPのメンバーの個人的な決断に対して敬意を示していません。もし最初の投稿者の決断に対してzその人がまだ準備ができていないと心配している場合は、もっと協力的な言い方で提案してみましょう。この場合、

      「性感染症のことがそんなに心配なら、セックスをするべきではありません。」

      と言う代わりに、この人がリプロダクティブヘルスに関する情報をもたうえで自分で選択ができるような協力的な事を書いてみましょう。たとえばこんな感じで、、

      「定期的なSTI(性感染症)の検査は性と生殖の健康を保つのに重要な役割を果たします。STIの検査を受けるにあたって何か特に不快に感じていることはありますか?もしそうなら、ひょっとすると私たちはその不安を静める様な情報を提供できるかもしれません。」

      これで最初の投稿者に対するあなたの心配する気持ちは伝わりますし、本人の選択に敬意を示した上で情報を伝えることができます。この方法のほうが、最初の投稿者に前向きな影響を与えることができる可能性が高いと言えます。どんなに心からの心配でも、敬意のかけた/勝手な判断に基づく表現を使ってしまえば前向きな結果を生むとは考えられません。

      *よく人は「☆★☆なつもりじゃないんだけど、でも・・・」という言い方をして、本人の意図とは関係なく、結局その「☆★☆」になってしまうものです。

      もし、「☆★☆(勝手に判断している、命令してる、無神経な、説教している)つもりじゃないんだけど、でも・・・」などといいたくなったら、今から言おうとしていることがどうして☆★☆のように聞こえてしまう可能性があるかを考えましょう。その上で自分の意図がより明確に伝わるように言葉を選びなおしましょう。誤解を生む可能性を避けるために但し書きを加える必要がないように。

      本当に、この辺は「プロ」のからだの本や性教育の本を書く人にしっかり読んで欲しいところです。避妊や中絶について書いてある「女医さん」が書いた本でもすぐ「~ならセックスすべきじゃない」とか書いてありますからね。それが図書館にある唯一のその関係の本、ってことも少なくないわけです。だからこそ、いまネット(それ以外の場でも)上でこういう空間が必要じゃないかと思っています。


      自彊館(じぎょうかん)裁判勝利的和解


      冊子版『おーとのますへるす』そのうち完成予定

      というつもりで、動いております。ページ埋めるだけならなんだかんだ、とあるのですが作りながらどうしてもあれもこれもとなってしまいます。タイトルは未定です。紙媒体になって初めて目にする人もいるだろうという期待から、このブログの内容とおおきくかぶりますが、ここではできない、紙ならではの面白みも味わっていただけると思います。

      冊子オリジナルの内容としては

      セルフヘルプグループ/ヘルスコレクティブの作り方

      DO IT YOURSELFA Handbook for Changing Our World  より    A Handbook for Changing Our World

      セルフヘルプグループとは?

      Shodhiniの場合(インドの女性健康運動)

      フィルム・フェスティバル<アナーキー> 《性/別》 の覚書

      どこより詳しいイラストつき乳房の自己検診のヒント

      A New View of a Woman’s BodyよりA New View of a Woman’s Body

      中絶体験者のアンケート (m@さんが作成、収集したものを載せさせていただきます)

      サウスダコタ中絶禁止法マンガ

      その他各所からひろったビジュアルなどなど

      乞うご期待。


      あけまして

      新年あけましたね、今年もよろしくお願いいたします。

      今年はなんとかこんなブログをよんでくださっている皆様のためにも紙媒体を出したいと思っています。昨年いろんな方の好意で人の話をきいたり聞いてもらったりできたことをまとめて、次の目標をたてるところからはじめることになりそうです。

      ところでWORDPRESSにひっこしてから、このブログにどんな検索でたどり着いたかがわかる機能があるので更新しなくてもそのチェックだけはしてたちするのですが、断然「中絶」関係 が多いですね。ちなみに自分でもここにたどりついてしまうことがあるくらいです。ってなんの自慢でもありません。単純に中絶の後のじぶんのケア、気をつけること等をおしえてくれるところが少ないからだと思います。もちろんこのサイトだって十分ではありません。それに中絶問題がテーマのサイトでもないので完全に近づく努力をしているとはいえません。でもせめて不安だらけでキーワード検索をしている人には少しでも安心したり必要なものを手に入れやすいようなページを用意したいなと思っています。

      とりあえず外のサイトではここがきちんとしてると思います。

      中絶後に気になることのトップ2つは出血と次の妊娠のことだと思います。出血の場合は10日以上続くようであれば手術が不完全な場合があるので診察をうけるようにこちらでは進めています。次の妊娠というのは、それを望まない場合、しばらく月経周期が不安定になりやすいので様子をみて、いつも以上に避妊をこころがけましょうというのが一般的なアドバイスになると思います。ただ一般的にどこにも書いていないのは、中絶直後にまた妊娠する人は結構いる(いてもあまりいえないでしょうけど)ということ。統計とか出せませんが。排卵日がずれやすいのでいつも以上に妊娠しやすいともいえるので不思議ではないでしょう。だけどもっと誰もいわないのは直後であっても再び同じ手術をうけること自体問題はないということです。あまり急激にからだが妊娠に向かったりそれが止まってしまうのは確かに体に負担をかけることですが、受けている中絶手術が安全なものである以上、何回・どのタイミングで受けたからといって体に悪いとか妊娠できなくなるという根拠のある話は聞いたことがありません。

      中絶手術によって不妊になるケースは、手術そのものよりも、手術で子宮口が開いた状態から元にもどるまでのあいだに、普段より細菌に感染しやすいからということが多いということです。

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      マイケル・ムーアの『シッコ』見ました。

      『シッコ』公式サイト 

      アメリカの保健医療制度といえば自分で健康保険を運営する会社にはいらなくてはいけないので(日本でいう入院保険や生命保険のような位置かもしれません)、所得が低い人は保険がなく医療にかかれないというイメージが国内外で一般的なのでしょう。映画の冒頭でその代表といえる人を出しつつも、「この映画は彼らの話じゃない」と念を押して、保険にカバーされているはずの人たちがいかに保険会社の利益のために必要な医療が受けられないかを追ったドキュメンタリー。見終わってこの意図が少しわかった気がした。保険がない人の話はもちろん悲惨で注目すべきなんだけど、そこばかり焦点をあてると現在の健康保険の質そのものが見えてこないからでしょう。保険を受けられる人たちを、「あるだけまし」とだけ描くのは問題の深さや幅広さを見失うことになる、ということだと思う。事実保険会社が「どうやって」利益を追求しているか、その詳細な戦略が暴かれた。といってもおどろくことない、その方法とは(もういいよねネタばれしても)あらゆる手段をつかって顧客に医療をうけさせないようにする、というものだ。保険会社おかかえの医師による各ケースの判断(日本の生命保険会社の調査のように。)、つまりその人がその医療を受けるのに金を出すべきかどうか(表向きはそのひとにとってその医療が必要かどうか)を決定させること。仮に必要だと判断されても、過去に病気をしたことがあってそれを会社に報告しなかったことなどを理由に却下される(ある女性はがんの手術のためにお金がおりることになっていたのに、「過去にガンジタにかかっていただろう」という手紙で保険料がおりないことになった。他にも太りすぎややせすぎといった体重での切り捨てもある)。

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